新型コロナウイルス感染症対策、資金調達情報です

新型コロナウイルスによる飲食店、並びに飲食に関連する事業者の
皆様、大変な状況になっていると思います。

踏ん張れ!頑張れ!の声援だけでは、どうしようもないとなっている経営者の
皆様も増えてきているとおもいます。

今回は、事態に直面している皆様に、資金面での措置の直近情報と実情をお知らせします。

融資に関して

1.政府系金融機関による融資

日本政策金融公庫(以下、公庫)と商工中金が新型コロナ対策で新しい融資の制度を
作り、相談や運用を開始しています。
加えて、無利子融資の制度(現実には後からの利子補給です)も創設しています。
  
公庫については、既に融資を開始していますが、商工中金に関しては
4月19日から始まります。
  
また、マル経(小規模事業者改善資金融資)に別枠(1,000万円)を作り、マル経での
借入総額が3,000万円になりました。金利についてはも、引下げがあります。
  
加えて、公庫に関しては、新たに新しい制度への借り換えも実施され始めています。
現在、借りている資金を利子補給のある制度に移すことが可能になったということです。
  
  
2.民間の金融機関による融資

信用保証協会付の融資に関しては、一般保証、セーフティネット保証、危機関連保証の3つの
枠組みができています。
  
各々の要件が違いますが、複数の保証制度を活用できます。
  
また、4月8日の発表では、これらの制度について、保証料免除、実質無利子化の話が進んでいます。
(政府の予算の決定により具体化する予定です)
  
また、個々の自治体でも信用保証協会を活用した融資の仕組みが発表されつつあります。
  

3.給付金(融資ではなく、返済不要の資金です)

個人は100万円、小、中規模事業者は200万円です。
対象者は、売上が前年同月比50%減の方となります。
  
ただ、具体的な取り組みの仕方はこれからです。
政府は5月中と言っていますが、夏にずれ込む可能性が指摘されています。
  
4.その他

社員等の休業補償をする雇用調整助成金の特例が出されています。
ただ、こちらもすぐは難しく2ヶ月程度の時間がかかること、
相当数の資料の作成などが障害になっています。政府としては、できる
早急に対策を打つとしています。
  
  
正直なところ、かなり複雑です。
3月以降、支援先の資金調達に走り回っていましたが、各々の状況に応じて
個別に対応しなけばいけない内容で、簡単にこれとは、とても言えません。

時間との闘いなので、政府も混乱しているようです。

さらに、緊急事態宣言が出されて、さらに飲食店や関連する事業者の皆様に
不安と負担がかかると思われます。

そこで、飲食店資金調達センターでは、無料で新型コロナウイルス関連
資金調達専門電話相談 1時間(通常は30分))を一都三県に絞って始めます。
(平日10時~18時、土日は随時)

また、お店、事業者の皆様独自の資金調達について、具体的に
相談にのる面談サービスについても、通常3万円(税抜)を半額の1.5万円(税抜)
で実施いたします。

なお、電話相談、面談サービスともに予約制で実施します。
ご希望の方は、必要事項を記入した上で、希望日と時間を
「ご連絡・お問い合わせ事項」欄に書いて、下記に、連絡をしてください。

お問合わせ

先の見えない、お店、事業の存続にかかわる状況です。
一人で悩まないことが重要です。ともかく、生き残るには
資金があるかなしです。

ご希望の方は、悩まず連絡をどうぞ。

なお、飲食専門のコンサルタントに方々や飲食店を主要な取引先と
している事業者の方々も、連絡をいただいて結構です。

ともに飲食業を応援できればと思っています。