松戸商工会議所 小規模事業者持続化補助金「事業計画策定セミナー」を開催しました。
松戸商工会議所で、小規模事業者持続化補助金の事業計画策定セミナーの講師を務めてきました。2年連続で実施しました。
セミナーでは、受講者の皆さんの真剣な眼差し、表情を受けて、私もついついボルテージが上昇。熱弁へ…!そして、ワインレストランの事例をケースに使って、事業計画づくりの体験をしてもらいました。補助金を獲得することが目的ではあるものの、事業計画を自ら作ってみるという経験をしてほしいとの思いもあり、飲食店のケースを活用しました。
ちなみに、本補助金で重要視されているのは、「自社の強みをもって実現可能性の高い、創意工夫のある事業を行う」ことです。この部分については、どこのセミナーを受けても、おおよそ同じ内容だと思いますが、私がこれから事業を進める上での肝心だとし、他のセミナーではたぶん強調されなかったであろうことをお話しておきます。
それは、「見込み客の明確化」です。本補助金の主眼は、販路の拡大です。販路を拡大するにあたり、重要なことは、要領にも書かれていますが、自社の強みの活用や創意工夫であることに間違いありません。ただし、「誰に」が鮮明になっていなければ、実利には結びつきません。
飲食店で、販路の拡大を考えるとき、既存顧客のリピート率を上げるという対策が基本となりますが、本補助金の趣旨からすると、新しい、要するに新規顧客をどのように開拓するかが問われることなります。「新規顧客の開拓!」のためには、潜在顧客を幅広くとらえて、営業を集中的にかける見込み客の姿を明瞭、はっきりと描くことが大切です。
本補助金を獲得するためにも、今後の商売の発展のためにも、「見込み客」を鮮明して、事業計画を作り、実行に移しましょう!